ポカリスエットとアクエリアス | よく似ている定番スポーツ飲料の違いは?

記事内に広告が含まれています。

ポカリスエットとアクエリアス。

定番すぎる日本のスポーツ飲料の2大巨頭は、夏場を中心とした日本人の水分補給に大きく貢献してきました。

誰もが一度では飲んだことはあるであろう「ポカリスエット」と「アクエリアス」。

この2つの違いについて真剣に考える人は少ないのではないでしょうか?

選ぶ時の基準は恐らく「好みの味」か「値段」。

でも、ちょっと待ってほしい。

この2つの商品には成分の違いがあるのです。

味・値段、そして成分を知れば選ぶ基準が変わるかも?

ポカリスエットの成分

ペットボトル

・100mlあたりの栄養成分

エネルギー 25kcal、たんぱく質 0ℊ、脂質 0ℊ、炭水化物 6.2ℊ
食塩相当量 0.12ℊ(ナトリウム 49mg)、カリウム 20mg、カルシウム 2mg、マグネシウム 0.6mg

・100mlあたりの栄養成分

エネルギー 27kcal、たんぱく質 0ℊ、脂質 0ℊ、炭水化物 6.7ℊ
食塩相当量 0.12ℊ(ナトリウム 49mg)、カリウム 20mg、カルシウム 2mg、マグネシウム 0.6mg

アクエリアスの成分

ペットボトル

・100mlあたりの栄養成分

エネルギー 19kcal、たんぱく質 0ℊ、脂質 0ℊ、炭水化物 4.7g
食塩相当量 0.1ℊ(ナトリウム 40mg)、カリウム 8mg、マグネシウム 1.2mg、アルギニン 25mg
イソロイシン 1mg、バリン 1mg、ロイシン 0.5mg

・100mlあたりの栄養成分

エネルギー 18kcal、たんぱく質 0ℊ、脂質 0ℊ、炭水化物 4.6g
食塩相当量 0.1ℊ(ナトリウム 40mg)、カリウム 8mg、マグネシウム 1.2mg
イソロイシン 1mg、バリン 1mg、ロイシン 0.5mg

成分から見る両者の違い

このように成分を比較すると両者の違いがよくわかります。

ポカリスエットが比較的高カロリーで、運動量が多い人に適しています。

アクエリアスは低カロリーなのでヘルシーですが、アミノ酸をポカリスエットよりも多く含んでいて、
スポーツをする人のリカバリーに役立ちます。

運動するという観点から、

ポカリスエットはトレーニング向き

アクエリアスは試合などの競技向きと言えます。

では、夏場の熱中症対策として飲むにはどうか?

熱中症対策に必要なのは水分補給とナトリウム補給と言われています。

水分補給という点は両者ともに問題ないのでナトリウム含有量を見てみます。

ナトリウムはポカリスエットが40mgに対しアクエリアスが49mg
アクエリアスの方が多く含まれています。

なので、アクエリアスの方が若干ではありますが熱中症対策に向いていると思われます。

だからといってポカリスエットが全く向いていないわけではありません。

「熱中症診断ガイドライン2015」によると熱中症対策の飲み物の条件として

「市販の飲料水であれば Naを100mLあたり40-80mg含んだものが適当」

と書かれているのでポカリスエットはその条件に当てはまっています。

つまり、ポカリスエットもアクエリアスも熱中症対策として有効な飲み物なのです。

まとめ

以上のことから

ポカリスエットはトレーニングなど長い時間エネルギーを消費する時の水分補給に最適

アクエリアスは競技など短い時間にエネルギーを消費する時の水分補給に最適

といえます。

また、熱中症対策としてはアクエリアスに若干分があるがほぼ変わらない。

味以外にもこのような違いがあるので目的に合わせて選ぶと良いかと思います。

一つ言えるのは、どちらも優れた飲み物だということです。

ポカリスエットとアクエリアス

今日のあなたの条件を満たすのはどちらですか?





コメント